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しぜん体験(5歳児)
6月末、伊丹くじら保育園の5歳児と一緒に稲野神社にて行った『しぜん体験』に参加しました。
「え!?電車に乗るの?」
「どんなお友だちが居るのかな?」
と、数日前から楽しみにしている子ども達は、当日、足取り軽くルンルンで稲野神社まで向かいました。
稲野神社で合流した伊丹くじら保育園の5歳児と混合のグループになり、まずは自己紹介からです。
昨年度の秋に実施した非常食体験で会ったきり、久しぶりに会うお友だちに少し緊張している様子でしたが、
「○○です。よろしくお願いします」
と上手に挨拶する事が出来ていました。
兵庫県立 人と自然の博物館からやってきた博士から、今回は色々な植物について学びます。
白い帽子が、梅ノ木くじら保育園の5歳児、
オレンジの帽子が、伊丹くじら保育園の5歳児です。
早速、面白い葉っぱを探しに出発です!
「あ、あった!」
同じような形の葉っぱが沢山茂っているので、「これ…?」と悩みながらも一生懸命探していました。
『オオバコ』の葉は、横に向けて両側からゆっくりとひっぱると、中から糸が出てきます。
「誰が長く出せるかな~?」博士の言葉に真剣な表情になる子ども達。
次に探すのは『ツボミオオバコ』です。
稲穂のような形をしています。
これは長くピョコっと伸びているので、すぐに見つけ博士の下へ見せにいっていました。
「あったよ~!」
友だちにも報告です。
『ツボミオオバコ』は、2人で葉を絡ませて引っ張り遊ぶ事が出来ます。
葉を2本絡ませる事に悩むと、「こうすればいいんじゃない?」と近くのお友だちが教えてくれました。
「いくよ!せーの!」
引っ張ってすぐにどちらかの葉が千切れてしまいます。
「あ~負けっちゃった~」
負けても次の『ツボミオオバコ』を探し、何度も挑戦し楽しんでいました。
「次の葉っぱを紹介するよ」
博士の一声に、「何なに~?」とすぐに集まる子ども達!
『ユキヤナギ』の葉を口元に近づけて息を思い切り吹きかけると「ピー!!」という音が鳴ります。
コツが難しく、「出来ないな~」と話す子も多く居ましたが、諦めず繰り返し挑戦する中で「出来た!」という喜びを全身で表現する子も居ました。
やればできる!という経験、大切な事ですね。
稲野神社での最後の遊びは、葉っぱを使った『くるくる玩具』です。
ストローと竹串、2つ穴を開けた(固めの)葉っぱを組み合わせれば完成です。
近くのお友だちに「見て見て!」と嬉しそうに披露していました。
そして、稲野神社から伊丹くじら保育園へ移動です。
ここでは、顕微鏡で拡大した色々なものをスクリーンに映してみんなで見ました。
顕微鏡で映すものは、各グループで見つけてきたものの中から一つずつ選び、見せてもらいました。
中にはダンゴムシを持ってきたグループも!
普段見慣れているものが拡大され、よく見えるようになると「面白い!」と興味津々で見入っていました。
今回の体験から「自然って面白い!」を沢山学んだ子ども達。
初めてみんなで乗った電車、初めて行く神社・保育園、久しぶりに会う伊丹くじら保育園のお友だち。
沢山のドキドキ・ワクワクが詰まった時間となりました。
これからも自然を大切にする心を育み、姉妹園との交流の中で生まれる新しい出会いを大切にしていきたいと思います。