梅ノ木くじら保育園 社会福祉法人くじら梅ノ木くじら保育園

お別れ遠足①(5歳児)

blog園ブログ

  • ブログ
  • そら・くじら組(4・5歳児)

お別れ遠足①(5歳児)

お別れ遠足①(5歳児)

5歳児の子ども達と過ごす園での日々も残り僅かとなりました。

「みんなで楽しい思い出をいっぱい作りに行こう!」と、

最後の遠足の行き先は、子ども達が自分達で話し合い決めました。

その場所は『人と自然の博物館』です!

今年度の5歳児は『調べること』が大好きな子ども達なので、「どんなものがあるんだろう~」「早く行きたいね」とカレンダーを見ながら楽しみに過ごしていました。

遠足に持っていくおやつを買いに行くのも、数日前に自分達で買い出し済みです!

「みんなは、こっちのクッキー(ココア味)の方が好きだと思う」

おやつを決める時も、みんなの事を考えて決める優しい子ども達です。

そして、みんなが楽しみにしていたお別れ遠足の日がやってきました!

「くじら号だ~!」

久しぶりの園バスに大喜びで乗り込みます!

「上手くいかないよ~」「ちょっと待って、手伝ってあげる!」

シートベルトは隣のお友だちと協力し、付けていました。

バスの中では『連想ゲーム』や『しりとり』など、最近好きな遊びをお友だちや保育士と楽しみ、車内はワイワイ賑やかな雰囲気です。

博物館に到着してすぐ、エントランス部分に大きな恐竜の骨が!

「見て~」「でっか~い!」

口をあんぐり開けて、立ち止まる子ども達。

そこへ……

今日、一緒に散策してくれる研究員の方が登場すると、

「おはようございまーす!」「〇〇さんだ!」と研究員さんの登場に大喜びです。

今回、博物館内を見て回る前に『深田公園』での散策活動を一緒に行ってほしいと、6月に行われた『しぜん体験』でお世話になった研修員の方にお願いをしていました。

早速、出発です!

これ、何か分かりますか?

「天井を見てごらん」の研究員の方の一言にすぐ

「ツバメ!!」と誰かが答えます。

梅ノ木くじら保育園には、なんと生き物・植物博士が居るのです✨

「正確には、コシアカツバメっていって、ツバメとはまた違う種類なんだよ~」と教えてもらうと、新しい事を一つ学んだ子ども達の瞳はキラキラ輝きます。

『兵庫くじらオペレッタ(里山物語)』に向けての取り組みを沢山行ってきた子ども達は、

「これなんていうドングリかな?」「この部分はなんていうか知ってる?」の質問に即答で

「コナラちゃん!」「パンツじゃないよ!殻斗!」

これには研究員の方も目を丸くしていました。

「こんな風に、ドングリから根っこが生えているドングリがあるんだ。探してみよう」

さあ、子ども達の大好きな探索の始まりです!

「え~どこ~?」

「こんなんあった!」

「見て!これ、なんか面白い形してる!」

あちらこちらから、発見を知らせる声が聞こえてきます。

もちろん、研究員の方が教えてくれた根っこが生えたドングリも発見していました。

保育士が「どこで見つけたの?」と尋ねると、「ここらへん!一緒に探したるわ!」と頼もしい子ども達です。

「これは何で切られてるか分かる?」の問いにも…

「新芽ちゃんが生まれてくるんだよ!」「台場クヌギっていうの!」

『兵庫くじらオペレッタ(里山物語)』での取り組みがしっかりと子ども達の中で根付いています。

深田公園から室内に移動し、この『カエデの種子』を使った遊びを教えてもらいました。

カエデの種子は、下に落ちる時にクルクルと回転しながら落ちていきます。

その動きを、紙とクリップで再現できる事を教えてもらい、早速作ってみました。

普段から、折り紙も自分達で上手に折る事が出来る子ども達なので、真剣に取り組んでいました。

「やったー!回ったー!」

自分で手作りし、成功する喜び!

何度も投げては拾い、楽しんでいました。

そして、ここで研究員の方との楽しい時間はおしまいです。

「ありがとうございました!また来るね!」

名残惜しい気持ちと、次に待つお弁当タイムへのワクワク感で子ども達はいっぱいです。

お別れ遠足の後半は、『お別れ遠足②』へと続きます😊

一覧へ戻る