『お別れ遠足』についてのブログに記載しましたが、行き先は自分達で話し合い決定しました。

しかし、みんなぞれぞれ思いがあるので、実は話し合いは難航していたのです。

今回は、そんな話し合いから生まれた遠足が決まるまでのお話です。

3月にお別れ遠足という園生活最後の遠足に行く為、

行き先を先生達で決めるのか、みんなで話し合って決めるのかを、子ども達に園長が尋ねると「自分達で決める！」との返事があり、1月に話し合いが行われました。

まず、お家で保護者の方に聞きながらどんな場所があるのかを調べてきてもらい、後日、自分で行きたい場所をみんなの前で説明します。

始めはバラバラの意見でしたが、お友だちの話を聞いて「行ってみたい！」と、ほとんどのお友だちが『人と自然の博物館』に賛成していました。

しかし、みんなが色々な言葉で説得しても、納得できない子が居ました。

「だって、遊具で遊びたいから！博物館、遊具ないじゃん！」

さあ、どうするのだろうと保育士が見守るものの難しく…

そこで一旦、話し合いを保留にする事にしました。

頭を悩ませる担任でしたが、解決策をひらめいたのです！

それが、『遠足日を一日増やす』という方法です。

早速園長に相談すると、「いいよ！それで子ども達が楽しくなるなら行こう！」とすぐに返答が返ってきました。

「じゃあ、どこがいいかな？」

「こんな所ありますよ！」

側に居た保育士も一緒になって調べ、あっという間に『楽しい遊具のある場所』を発見です。

こうやって、急遽、遠足を一日増やしてもらい『博物館で色々な事を調べてみたい』気持ちと、『遊具でいっぱい遊びたい』という気持ち、両方を叶える事が出来ました。

そんな前述章があり、次回の遠足ブログへと続きます！