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- あめ組(2歳児)
ようこそ!あめぐみへ!(2歳児)
春になり、暖かくなった園庭の花壇には小さな虫たちが、かくれんぼをしています。
「だんごむし、どこ~?」と園庭に行っては、かくれんぼ中のだんごむしを探し始める2歳児の子ども達!
そこで、見つけただんごむしを2歳児の保育室に迎え入れる事にしました。
まずは迎え入れる為の準備です。
サラサラの砂や、栄養がありそうな茶色の砂をみんなで集めます。
「先生、これも入れたら喜ぶんちゃう?」ときれいなお花を持ってきてくれました。
「いいね!少し大きめの石もいいんじゃない?」と保育士がリクエストすると、「わかった!取ってくる!」と次は石拾いが始まります。
だんごむしの住まいが完成したので、だんごむし探し開始です!
「おった!」
「いた!」
「ここ!」
色んな場所からだんごむし発見の知らせが!
みんなが沢山の植物を見つけて素敵なお家にしてくれたので、だんごむし達はかくれんぼを始めてしまいました…。
「あれ~?どこいったかな?」
なかなか見つかりません。
そこで、保育士がスプーンを使い水を少しずつ垂らし、お家の中の土を湿らせると…
「出てきた!」
だんごむしが葉っぱの陰から出てきてくれました。
(だんごむしは乾いた土よりも湿った土を好みます)
それを見ていたお友だちが、急いでアイスクリーム用のスコップを取りに行くと、バケツに入っていた水をすくい…
優しく水をかけていました。
子ども達は、保育士のしている事をよく見ています!
そして、いつの間にか数えるのが大変なくらいのだんごむしを、新しいお家に迎え入れる事が出来ましたよ✨
保育室に戻ってからは観察を楽しみます。
枝に上るだんごむしや、お花の陰からこっそり出てくるだんごむし。
だんごむしの飼育を通して、いきものを大切にする気持ちを育んでいきたい思います。