梅ノ木くじら保育園 社会福祉法人くじら梅ノ木くじら保育園

「木のてっぺんのレモン」(2歳児)

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「木のてっぺんのレモン」(2歳児)

「木のてっぺんのレモン」(2歳児)

 園庭にある大きなレモンの木。春にはアゲハ蝶の幼虫がよく遊びにきており飼育していた頃を懐かしく思います。そんなレモンの木に実ができてやっと食べごろを迎えました🍋

あめ組ではレモンを使い「レモンホットケーキ」をクッキングで作ることになりました。これはレモンを収穫しに行った日のお話です‼︎

園庭に出てまずはみんなでどのレモンにするのか話し合いをしました。「どのレモンが大きいか」「どれが一番黄色いか」など色々比べました。みんなで話し合い比較的大きなレモンが選ばれました‼︎

しかし一つ大きな問題が、、そのレモンは木のてっぺんにあるのです、、

次にどうすれば木のてっぺんのレモンを収穫できるのかを考えました。「この中の一番背が高い人が取ればいいんじゃない?」「ジャンプしようか?」「階段(横にある非常階段)に登ったら?」などと様々な意見がでました。しかしジャンプをしても届きはしないし、階段からは手が届かない。そこで保育者が「園庭で使えそうなもの探してきて良いよ」と一言声を掛けました。

すると、、園庭に使えそうなものがないか走って探しに行きました。

目に留まったのは「コンテナ」

ここでは相談中。「これはどう?」「何個いるやろ」「全部でいいんちゃん」

みんなの意見が一致すると行動が早いあめ組の子どもたち。園長先生に「これにする」と報告担当、運ぶ担当に分かれました。それを見ていた周りのお友だちも賛成したようでどんどん集まりみんなで運びました。

レモンの木の下にコンテナを置いて立ってみましたが、手は届きませんでした。そこで初めに意見に出ていた「階段」を作ることにしました。

コンテナを積んで並べると立派な階段が完成しました✨

最後は「誰が取る?」と相談をしました。みんな取りたいという気持ちは一緒。そこで一人のお友だちがこう言いました。「みんな一回ずつ登ってレモンを触ったらいいんじゃない?」と😊

みんなの思いを汲み取り、みんなが良い気持ちになれる方法を考えることができ、素敵な考えだなと保育者は感心しました‼︎

途中でレモン取れてしまうというアクシデントもありましたが木のてっぺんにあるレモンを取るためにみんなで考えコンテナで階段を作り一人ずつ登り、レモンに触れるという貴重な経験ができて良かったです。これからも困ったことがあったら一人ではなく隣にいる友だち、クラスみんなで「どうしよう」と考えて意見を出し合い色んな方法を見つけ、どんなことにも乗り越得られる力を身に付けていってほしいなと思います♪

絵本の物語ができそうな一部始終でした🌳

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